新型 日野 プロフィア エクステリア

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第5回

日野 新型プロフィア / 新型レンジャー

日野 新型プロフィア / 新型レンジャー

「総まとめ! 新型プロフィアと新型レンジャーは何が変わったのか?」

この4月、日野自動車より新型プロフィアと新型レンジャーが同時発表されました。プロフィアは14年ぶり、レンジャーは16年ぶりのモデルチェンジとなります。国産トラック市場において大型車、中型車のシェアNO.1をほこるこの2車種は、そのまま進化する日本の運送業界を占うといっても過言ではありません。そこで今回の鍵人訪問記は新型プロフィアと新型レンジャーを解剖し、ドライバーのメリット・デメリットを中心に何が変わり、何が変わらないのかを、中西俊介とともにレポートしていきます。

写真・薄井一議
デザイン・大島宏之
編集・青木雄介

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新型プロフィア

エクステリアデザインとインテリアデザインはもちろん、シャーシから刷新する14年ぶりの大型モデルチェンジを果たした。トラックとしての基本性能を大幅にアップし、標準装備の予防安全装備であるPCSは機能向上を図り、ミリ波レーダーと画像センサーにより、停止車両や歩行者も検知して衝突回避を支援することが可能になった。標準装備しているドライバーモニター、車線逸脱警報、VSCなど、高い安全性を備えている。

新型 日野プロフィア
©日野自動車

Exterior エクステリア

バンパーと一体化した印象的なフロントグリルデザインに、調和したヘッドライト形状。わん曲と面を使って高級感のあるデザインにしている。細かくプレスラインを入れつつドア形状と一体化することで力強い存在感を生んでいる。

イイねなポイント

・バンパーとフロントフェイスを一体化したことで、近未来を予感させるデザインに!
・空気抵抗を考えたフロントパネルおよびサイドデフレクターにすることでデザインは頭一つ抜け出た感あり!
・常時点灯しているLEDデイライト採用で先進的イメージ

新型 日野プロフィア フロントフェイス

新型 日野プロフィア LEDデイライト

新型 日野プロフィア ミラー

ムムムなポイント

・パーツが大判化してるので、フルメッキだとデザインの良さが際立たない。

社長の目

「フロントのサイドパネルにエッジのきいたプレスラインが入っていていいですね。トヨタのマークXやレクサスのスピンドルグリルにちょっと似ています。これは格好いいですね。ただフルメッキにしたとき、もっと立体感があっても良かったかも知れない。べたべたと平坦なイメージになっている印象があります。ギガだとクロームメッキがあるから、同じメッキでもちょっと色を変えたりすれば、立体感が出ていいかも知れないですね」

Interior インテリア

14年ぶりに一新されたインテリア。カーボン調素材とブラウンの印象的な内装によって、前モデルからのいわゆる商用車イメージの脱却を図っている。使い勝手のいいスイッチ類のゾーン配置とステアリングへの集約化、丸型のギヤセレクターやシーケンシャルレバーなど乗用車感覚で使いこなせそうな機能になっている。

新型 日野 プロフィア インテリア

イイねなポイント

・デザイン一新!乗用車みたいなコクピット
・肉厚の高機能シートがすごい!ドライバーには社長よりいい椅子を!?
・ハイルーフの収納力が格段にアップ!内寸は2,030mmで立って着替えも出来る!
・フロアをフラットにして助手席までのアクセスが楽チン!
・スマホを充電、音楽再生もバッチリ!

新型 日野プロフィア コクピット

新型 日野プロフィア インパネ

新型 日野プロフィア コクピット

新型 日野プロフィア コクピット

新型 日野プロフィア コクピット

新型 日野プロフィア コクピット

ムムムなポイント

・インテリアのメインカラーがブラウン一色しか選べない。
・44mmの素材を使用したという割に、ベッドが相変わらず硬い。

社長の目

「高級感がありますね。シートは重役クラスの椅子です。内装のブラウンの色は人それぞれですが、私はあまり好きじゃないです(笑)。色との調和もあいまって、インパネは本当に変わった感じがします。スイッチのレイアウトだけでは変わった感じは出しにくいと思いますが、カーボン調のパネルはこれまでなかったので格好いいですよね。特に、このエアコンの吹き出し口は格好いいです。古いアメリカ車や高級車が効果的にデザインに取り入れてくるのと一緒で、すごく好きですね。あと収納スペースは本当に増えていて、居住性は増しています。とてもいいですね」

新型 日野プロフィア 重役クラスのシート

新型 日野プロフィア 増えた収納スペース

Engine エンジン

13リッターから大幅にダウンサイズした新9リッターエンジンが主力。国内主力モデルに搭載されるエンジンとしては、もっとも低排気量なエンジンとなる。2段過給ターボとインタークーラー2基を搭載しパワーと低燃費の両立をはかっている。

新型 日野 プロフィア 新9ℓエンジン
©日野自動車

イイねなポイント

・380馬力はそのままの新9リッターエンジン!
・名機E13Cはハイグレード版410馬力で選択可能って素晴らしい!

ムムムなポイント

・ライバルであるギガ(7.7リッター)のように超低排気量モデルもあって良かったかも。

社長の目

「こうやってステアリングの下にシフトがつくのはトラックでは初めてのことです。ダイヤル式の切り替えスイッチも目新しさがあります。スターターボタンによるエンジン始動と一緒で、すぐ慣れると思います。9リッターエンジンに関しては、排気量は落としても馬力は変わらないので、単純にトルクが落ちる分をツインターボとインタークーラーで補っていますね。でも、こればかりは数値だけじゃなくて乗ってみないと実感出来ないかもしれないですね(笑)。乗ってみて静音も評価したいですよね」

新型 日野プロフィア ダイヤル式のスイッチ

新型 日野プロフィア ステアリング下のシフト

Safety 安全性能

ミリ波レーダーと画像センサーを使用したPCS(プリクラッシュセーフティ)機能が進化した。停止車両と歩行者を認識し、自動ブレーキを作動し衝突回避を支援する。

新型 日野プロフィア PCS機能
©日野自動車

イイねなポイント

・車間距離を自動制御できる!
・完全停止する先進の自動ブレーキを搭載し、未来の自動運転・無事故運行をリード!
・ハイビームの自動制御つき!先行車、対向車には遮光する!

ムムムなポイント

・特になし!

総合評価

社長の目

「新型プロフィアは待望のモデルチェンジです。デザイン性も性能もふくめて売れると思いますし、運送会社さんにも是非導入を検討してほしいですね。まずパッと見のデザインが国内4メーカーでは一番いいと思います。見た目のデザインだけじゃなくて、居住性や安全性も前モデルより大きくレベルがあがっています。後は価格だけですね。5代目最終型の新規登録は8月までですが、延命措置が図られて来年までは新車で登録できます。それともともと日野が好きな人が多いのもあって、業界では新車の値段が大幅にあがるという噂があったので心配してました。でも実際はそれほどでもなくて、あがるはあがるけど、他の国内メーカーのニューモデル程度で済みそうですね。ドライバー不足と呼ばれる時代を反映しているし、「乗りたい」という人が増えればちょっとした起爆剤にはなると思いますね。ドライバーもまったく同じ条件なら新型プロフィアに乗れる方に行くと思います(笑)。ヨシノ自動車では売値でまるまる価格をあげるのではなく、80%がリースのお客様なので市場評価も高いですし、残価設定を通常より高めに設定しておいて、リース料はそんなにあげないでおきます。5年乗ったときに、そのときの市場価値とリース残が逆転するようにリース設定をして、新型導入を促進できればいいなと思っています」

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